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 演劇・舞台制作関連用語(五十音順)

【アドリブ】
作家が台本に書いていないにも関わらず、役者さんが本番で勝手に台詞を付け加えたり時には全然違う事を言ってしまう事。またそれがウケたりすると作家としては非常に腹がたちます。

【暗転】
シーン転換などで劇場全体が真っ暗になる事。対義語としては「明転」。鳥目の役者は暗転中の移動で柱にぶつかり大怪我したりするから注意が必要です。

【板付き】
舞台が明るくなった時に、既に舞台上にいる役者を意味します。

【一間(いっけん)】
長さの単位で6尺(約1、82メートル)の長さを表します。何故か演劇界でまかり通っている単位で、正直わかりづらい?

【エチュード】
台本や台詞がない状況の中、役者達がガチンコで創りだす即興芝居の事です。対応力や役の理解を深める為に、役の性格や設定だけを与えて稽古に取り入れる事が多いようです。

【演出家】
制作面以外で全ての決定権をもつ一番偉い人の事です。稽古場では神様に近い存在であったにも関わらず本番の幕が開くと同時にキャスト、スタッフさんから邪魔者扱いされてしまう可哀想な人。

【大入り袋】
興業が無事に成功し観客の動員数がアップした際に、打ち上げ等で渡すご祝儀。一応、客席がガラガラでも縁起物として渡される事もしばしば。中身は大抵5円程度。何故かわからないけど嬉しいから不思議です。

【押す】
公演本番や収録が予定時刻よりも遅れてしまう事。舞台の場合、来るべきお客様が来なかったり開演直前にトイレに行かれる方がいたりで5分程度開演時間が押す事もしばしば。

【折り込み】
入場の際にスタッフから渡されたり、劇場の席に置かれているチラシの束の事です。都内各所の劇場にこれだけおびただしい数のチラシが置かれているのかぁと感慨深くなってしまう事があったりなかったり。

【カーテンコール】
終演後、舞台上で出演者や演出家が挨拶をするアレです。死人役の人が突然起き上がり血みどろのまま笑顔で挨拶をしたりするので注意が必要です。

【かえし】
一度やった稽古をもう一度繰り返すこと。その場面が見ていて微妙、と思った瞬間、演出を変えたりして何度も同じシーンをやり直します。そんな時「このシーン、「かえし」で」とか「かえします」と言います。

【楽屋】
言わずと知れた出演者の控え室。メイクをしたり着替えをしたり、自分の出番を待ったりと用途は様々。たまに姿見で自分の姿に酔いしれ出番を忘れる奴がいたりする。役者失格。

【滑舌(かつぜつ)】
読んで字の如く舌の動きが滑らか、つまり台詞が明瞭で聞き取りやすい事です。ザ行がダ行にしか聞こえなかったり、酷い役者は「母上」が「ウェハース」になったりします。

【上手】
「かみて」と読みます。客席側から舞台を見て右側の事です。対義語は下手で「しもて」と読み、舞台左側を指します。たまに本気で「じょうず」と読む輩がいたりいなかったりします。いや、います。

【消えもの】
舞台の公演中や撮影の現場などに於いて、食べたり飲んだりする小道具。再び使用出来ない事から消えてしまうという意味が付けられたと思われます。

【戯曲】
正確な違いはわかりませんが、自分は舞台用の台本を「戯曲」、映像等のモノを「台本・脚本」と区別しています。が、正直これはあてにならないので注意してください。じゃあ書くなよ。ごもっとも。

【きっかけ稽古】
音響、照明、舞台転換のタイミングなどを計る為に事前に「きっかけ」となる部分のみのリハーサルを行うこと。きっかけになっている台詞を役者が忘れた瞬間、舞台上に嫌な空気が張りつめたりします。

【ゲネプロ】
ゲネプロとはドイツ語のGeneralprobe(ゲネラールプローベ)からの言葉。ドイツ語の"General"は「総合」、"Probe"は「稽古」という意味。劇場入りした後、音響・照明等を含め本番と同じ条件で行なう最終通し稽古、全体リハーサルの事です。略して「ゲネ」。ここで問題が起こった場合、いかに早急に対応出来るかが問われます。つうか問題が起こった時点でかなりやばいんですけど。。

【香盤表(こうばんひょう)】
出演者の出番などが全体の流れを通してシーンごとにわかりやすく書かれた表の事。こんなに素晴らしいものを渡されているにも関わらず出番を間違える役者が後を絶たない。

【小屋入り】
稽古の日程を無事に終えて、実際に劇場に入る事。否応無しにテンションが上がります。

【尺(しゃく)】
主に舞台の現場で重宝される長さの単位の事です。一尺が30、3センチ。慣れないとなかなかイメージしずらいのが困りものです。。

【千秋楽(せんしゅうらく)】
公演の最終日の事です。長い期間の公演だったりすると寂しくて泣いてしまう事もあります。西武時代の清原が対巨人の日本シリーズで勝利目前に涙したそれに似てなくもない気がします。いや違うな。違います。すいません。。

【ソワレ】
語源はフランス語で、ソワレ(soiree)は日没後の時間を指す言葉。それに対してマチネ(matinee)は朝・午前のことを言います。そのことから昼・夜公演があった場合、夜公演の事をソワレと言うようです。

【ダブルキャスト】
同じ役に2人の役者がついている事。基本的にはロングラン公演の時など、交互に演じる事が多いのですが、たまに集客目的でダブルキャストを利用する事もあるようです。

【ダメ出し】
演出家が出演者に対して演出上の修正点やアドバイスを言う事。ダメ出しという文字の印象から偉そうに言ってしまいがちですが、勿論、偉そうに言わなくても結構です。基本的にはこうすればここのシーンはもっとよくなるよという事をその人の性格を見極めながらタイミングを見計らって提示してあげるのがグー。

【チケットノルマ】
公演を興行的に成立させる為に、役者やその団体の関係者が売り切らなければいけないチケット枚数の事。コレが嫌で芝居自体を辞めて行く人がいたりする。団体によってある場合とない場合があったりします。

【場あたり】
本番と同じ状態で、役者の立ち位置を決めたり、小道具の出し入れや転換時の導線確認、また照明や音楽のきっかけなどを合わせる事です。

【早替え】
速攻性が求められる衣装チェンジの事。本番中、スーツ姿から紋付袴に1分でお願いします等、言語道断。出来る事と出来ない事があるので、稽古中に時間を計ってリスクを回避する工夫が必要です。

【バラシ】
公演が終わり、退館時間までに大道具から照明、音響などの機材の一切合切を撤収する事。時間をオーバーすると延長料金が発生してしまうので、現場では罵声が飛び交う事もしばしば。

【舞台監督】
稽古場までの神様が演出家なら、劇場入りした後はこの人が神様。演出家の意向を汲み取り滞り無く本番を終わらせる為の進行管理を一手に引き受ける総責任者の事です。

【フォーカス】
スポットライトから発せられる光の焦点。本番中に変えられるものではないので、役者は正確にフォーカスの当たる部分で演技しなければならない。

【マチネ】
語源はフランス語で、マチネ(matinee)は朝・午前のこと、それに対してソワレ(soiree)は夕方・陽が暮れた後の時間を指す言葉です。そのことから昼・夜公演があった場合、昼公演の事をソワレと言うようです。

【見切れ】
客席から見えちゃいけないものが見えてしまう事。また、舞台の一部が劇場の都合やセットの都合で見えない座席の事を見切れ席と言ったり言わなかったり。舞台袖で鼻くそをほじくっている役者が見えてしまったりすると、一気に冷めてしまうので注意してください。

【ロスコ】
演出効果を狙って煙を出す装置、いわゆるスモークマシンの一種。ロスコ社製のものが有名な事から代名詞的に使われます。

 
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